いやあ、先週と打って変わって今週末は結構暖かくなりました。先週末はロック部門を一つ残して力尽きてしまったので、さっそくロック部門と見残しのロック・アルバム部門の予想から。
10. 最優秀ロック・アルバム部門
○ Emotion & Commotion - Jeff Beck
◎ The Resistance - Muse
Backspacer - Pearl Jam
× Mojo - Tom Petty And The Heartbreakers
Le Noise - Neil Young
うーんこれもなかなか若々しいとは言い難いメンツがゾロリと揃ったノミネーション。ジェフ・ベックのアルバムとか評判は割といいようなのですが、何も今ベックでもないと思いますがね。ところで先週のブログであれほど各音楽誌で評価が高く、このグラミーでも最優秀アルバム部門にノミネートされているアーケイド・ファイヤが何故この部門はノミネートされてないか、と言ってた実はこの後出てくるオルタナ部門できっちりノミネートされてました。失礼。さてこの部門過去10年はどうなってますか。例によって赤字は予想的中、緑字は○か×に引っかかったやつね。
第43回(2001年):There Is Nothing Left To Lose - Foo Fighters(ボン・ジョヴィ「Crush」、レイジ「The Battle Of Los Angeles」)
第44回(2002年):All That You Can't Leave Behind - U2(ライアン・アダムス「Gold」、リンキン・パーク「Hybrid Theory」)
第45回(2003年):The Rising - Bruce Springsteen(エルヴィス・コステロ「When I Was Cruel」...この年はトニックとかシェリル・クロウがノミネートされるという地味ーで予想が簡単な年でした)
第46回(2004年):One By One - Foo Fighters(オーディオスレイヴ「Audioslave」、エヴァネッセンス「Fallen」)
第47回(2005年):American Idiot - Green Day(ヴェルヴェット・リヴォルヴァー「Contraband」、キラーズ「Hot Fuss」、エルヴィス・コステロ「The Delivery Man」)
第48回(2006年):How To Dismantle An Atomic Bomb - U2(フー・ファイターズ「In Your Honor」、コールドプレイ「X&Y」、ストーンズ「A Bigger Bang」、ニール・ヤング「Prairie Wind」)
第49回(2007年):Stadium Arcadium - Red Hot Chili Peppers(トム・ペティ「Highway Companion」、ジョン・メイヤー・トリオ「Try!」、ニール・ヤング「Living With War」))
第50回(2008年):Echoes, Silence, Patience & Grace - Foo Fighters(ブルース・スプリングスティーン「Magic」、ウィルコ「Sky Blue Sky」)
第51回(2009年);Viva La Vida Or Death And All His Friends - Coldplay(キングス・オブ・レオン「Only By The Night」)
第52回(2010年):21st Century Breakdown - Green Day(U2「No Line On The Horizon」、デブマ「Big Whiskey And The GrooGrux King」)
こうしてみると、この部門はやはり取るべき人がちゃんと取ってる部門、ということが言えそうで、特にボス、U2、フーファイ、グリーン・デイといった当たりが横綱相撲で取ってるパターン。こうした人たちが競合した48回、50回、52回あたりは予想の難しい年だったと言えます。で、今年はというとうーんどれも小物なんだけど、中でもロックの他部門でもノミネートのミューズが出演バンドということで取って行くのでは、というのが僕の予想。トム・ペティもニール・ヤングもパール・ジャムもよくノミネートされてるけどこの部門取ったことないものねえ。
11. 最優秀オルタナ・ミュージック・アルバム部門
◎ The Suburbs - Arcade Fire
Infinite Arms - Band Of Horses
○ Brothers - The Black Keys
Broken Bells - Broken Bells
× Contra - Vampire Weekend
この部門、予想は今年が初めて。やはりどうもロックはミューズ、オルタナはアーケイド・ファイヤ、という色分けがなされてるようだけど、はっきり言ってどっちもロックで、どっちもオルタナ(ミューズはプログレという説もあり)じゃないか!ということでやはりグラミーの考えはよー分からんということで。しかしこの部門、僕の去年の年間アルバムトップ10に入ったバンド・オブ・ホーセズ(2位)とヴァンパイヤ・ウィークエンド(4位)がノミネートされているという、僕的にはなかなか盛り上がる部門です。特にバンド・オブ・ホーセズはホントにいいから是非聴いてみて!あーMy年間アルバム早くブログアップしなきゃ。
第43回(2001年):Kid A - Radiohead(ベック「Midnite Vultures」、キュア「Bloodflowers」)
第44回(2002年):Parachutes - Coldplay(レディヘ「Amnesiac」、トーリ・エイモス「Strange Little Girls」、ビョーク「Vespertine」、ファットボーイ・スリム「Halfway Between The Gutter And The Stars」...この年、ノミネート作品中、最もオルタナっぽくないコールドプレイが受賞という失笑ものの年でした)
第45回(2003年):A Rush Of Blood To The Head - Coldplay(ベック「Sea Change」)
第46回(2004年):Elephant - The White Stripes(レディヘ「Hail To The Thief」、シガー・ロス「Untitled」)
第47回(2005年):Ghost Is Born - Wilco(ビョーク「Medulla」、モデスト・マウス「Good News For People Who Love Bad News」)
第48回(2006年):Get Behind Me Satan - The White Stripes(アーケイド・ファイヤ「Funeral」、ベック「Guero」)
第49回(2007年):St. Elsewhere - Gnarls Barkley(トム・ヨーク「The Eraser」、アークティック・モンキーズ「Whatever People Say I Am, That's What I'm Not」)
第50回(2008年):Icky Thump - The White Stripes(アーケイド・ファイヤ「Neon Bible」、ビョーク「Volta」)
第51回(2009年);In Rainbows - Radiohead(ベック「Modern Guilt」、マイ・モーニング・ジャケット「Evil Urges」)
第52回(2010年):Wolfgang Amadeus Phoenix - Phoenix(デペッシュ・モード「Sounds Of The Universe」、D.バーン&B.イーノ「Everything That Happens Will Happen Today」)
ということでなぜかコールドプレイが2000年代は強かった(笑)この部門、その他ではレディヘ関係とホワイト・ストライプスが強いのですが、今回はいずれもノミネートなし。アーケイド・ファイヤが3回目のノミネートにして初受賞すること、ほぼ確実でしょう。昨年のような番狂わせがなければ。
さて次はR&B部門の予想です。
11. 最優秀女性R&Bボーカル部門
× Gone Already - Faith Evans
◎ Bittersweet - Fantasia
Everything To Me - Monica
Tired - Kelly Price
○ Holding You Down (Going In Circles) - Jazmine Sullivan
51回から予想しているこの部門、下記の過去10年を見ると分かるように、アリシア、メアリーJ、ビヨンセあたりがほぼ独占している部門ながら、今年はそうした大物が不在。ここで昨年不作と歌われたR&B部門で一部で評判の高かった、アメ・アド出身のファンテイジアが取るのでは、というのが僕の予想。この曲、かなり正当派R&B作品でアルバム買わねば、と思ってまだ入手していない作品。個人的には昨年のMyベスト10アルバムに入れた、昨年見事インディーから復活を遂げたフェイスの曲もいいんだけどね。素晴らしいバラードです。対抗はこちらも最近この部門でノミネート常連のジャズミン・サリヴァン嬢に。
第43回(2001年):He Wasn't Man Enough - Toni Braxton(アーリヤ「Try Again」、ケリー・プライス「As We Lay」)
第44回(2002年):Fallin' - Alicia Keys(アーリヤ「Rock The Boat」、メアリーJ「Family Affair」、ジル・スコット「A Long Walk」)
第45回(2003年):He Think I Don't Know - Mary J. Blige(アーリヤ「More Than A Woman」、アシャンティ「Foolish」)
第46回(2004年):Dangerously In Love - Beyoncé(メアリーJ「Ooh!」)
第47回(2005年):If I Ain't Got You - Alicia Keys(ジャネット・ジャクソン「I Want You」)
第48回(2006年):We Belong Together - Mariah Carey(アリシア・キーズ「Unbreakable」、エイメリー「1 Thing」、ファンテイジア「Free Yourself」)
第49回(2007年):Be Without You - Mary J. Blige(マライア「Don't Forget About Us」、ビヨンセ「Ring The Alarm」)
第50回(2008年):No One - Alicia Keys(メアリーJ「Just Fine」、ファンテイジア「When I See You」)
第51回(2009年);Superwoman - Alicia Keys(キーシャ・コール「Heaven Sent」、ビヨンセ「Me, Myself & I」)
第52回(2010年):Single Ladies (Put A Ring On It) - Beyoncé(ジャズミン・サリヴァン「Lions, Tigers & Bears」)
12. 最優秀男性R&Bボーカル部門
Second Chance - El DeBarge
Finding My Way Back - Jaheim
× Why Would You Say - Kem
○ We're Still Friends - (Kirk Whalum &) Musiq Soulchild
◎ There Goes My Baby - Usher
いや〜何?何で今頃エル・ディバージなんて出てくるの?レコード出してたの知らなかったよ。ということでR&Bのもう一つの花形部門、男性ボーカル。この部門、2000年代前半はアッシャーが強く、その後ジョン・レジェンドやニーヨなどの実力派のシンガーが出てくるに従ってアッシャーも彼らに道を譲っているような感じ。しかし今回はそのアッシャーと2回ぶつかって2回とも負けている上に、この10年間で4回ノミネートで無冠に終わっているミュージック・ソウルチャイルドとの激突。しかしミュージック・ソウルチャイルドの方はメインではなく、ジャズ・サックス・プレイヤーのカーク・ウェイラムのアルバムにフィーチャーされている曲なので、この勝負、やはりアッシャーに軍配あがるでしょう穴は個人的に結構好きなケム君へ。しかしエル・ディバージの曲、聴いてみたいね。
第43回(2001年):Untitled (How Does It Feel) - D'Angelo(ブライアン・マクナイト「Stay Or Let It Go」、ジョー「I Wanna Know」、R.ケリー「I Wish」)
第44回(2002年):U Remind Me - Usher(ミュージック・ソウルチャイルド「Love」、マックスウェル「Lifetime」、ケイス「Missing You」)
第45回(2003年):U Don't Have To Call - Usher(ミュージック・ソウルチャイルド「Halfcrazy」、R.ケリー「The World's Greatest」)
第46回(2004年):Dance With My Father - Luther Vandross(R.ケリー「Step In The Name Of Love」)
第47回(2005年):Call My Name - Prince(アッシャー「Burn」、R.ケリー「Happy People」)
第48回(2006年):Ordinary People - John Legend(アッシャー「Superstar」、マリオ「Let Me Love You」)
第49回(2007年):Heaven - John Legend(ニーヨ「So Sick」、プリンス「Black Sweat」)
第50回(2008年):Future Baby Mama - Prince(ニーヨ「Because Of You」、ミュージック・ソウルチャイルド「B.U.D.D.Y.」)
第51回(2009年);Miss Independent - Ne-Yo(アッシャー「Here I Stand」、トレイ・ソングズ「Can't Help But Wait」)
第52回(2010年):Pretty Wings - Maxwell(ミュージック・ソウルチャイルド「SoBeautiful」)
ああ、ちょっと疲れてきた。そろそろ晩飯の支度しないと。ここらでちょっと休憩です。予想は続く。
2011年02月06日
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