2012年02月13日

■54thグラミー生ブログ #9〜ROY+アルバム+フィナーレ

NickiMinajPerforming.jpgレコード・オブ・ジ・イヤーの話をスタジオでスピーチとしてるけど、やはりみんなアデルしかない、と思ってるようだね。ミュージシャンたちが、完全にアデルをエンドースしているこの事実が、いかにアデルがスペシャルな存在になりつつあるかを物語ってるよね。さあ会場に戻って、プレゼンターで出てきたのは何とドレイク。いきなりニッキー・ミナージを紹介。ステージ上で協会の懺悔室のセットで神父らしい人の横でいきなり歌い出したニッキー、曲は「Roman's Revenge」。そして急に会場にPV映像が映し出され、映画『エクソシスト』のパロディ映像からまたステージに戻り、セットの壁に貼り付けになっているニッキー登場。なかなか宗教的なセットの中、坊さんのかっこしたダンサーを従えながらエキセントリックなステージを展開するニッキーなかなかの存在感とシアトリカルな演出。おお今度は横になったニッキーが空中に浮かびだしたぞ。グラミーで空を飛んだのは何年か前のピンク以来だなあ。

さて次はいよいよレコード・オブ・ジ・イヤーの発表、プレゼンターはこの部門を去年取ったレディ・アンティベラムの3人。さあ、この部門も大方の期待通り、アデルが取るか?...ああやっぱり。これで今年も同一アーティストの作品による史上29回目のSOY、ROYの両方受賞が完了したわけですな。これでアルバムも取ってしまうと、史上8組目の同一アーティストによるROY、SOY、アルバムの3部門受賞ということになるなあ。これもほぼ確実のような気がするけど。さて、スタジオに戻ると、この間シングルがビルボードのシングル・セールス・チャートで見事1位になっていた元KAT-TUN赤西仁が登場。リル・ウェインのファンらしく、さっきのダンス・マッシュアップの会場でも風船棒を持って乗ってたらしい。さて、続いては最優秀プロデューサーと、最優秀アルバムの発表らしいね。

AdelePerforming2.jpg会場に戻り、司会者LL再登場。紹介するのはダイアナ・ロス。久々に見るなあ、ダイアナ・ロス。まず彼女が紹介するのは最優秀プロデューサーで、受賞したのはやはりアデルポール・エプワースだったらしい。続いて最優秀アルバム部門の発表。さあ、アデルの3部門受賞なるか?....おおやっぱりアデルの『21』だよなあ。こうなってくるともはや予定調和とかいう安っぽい表現は不適当で、これは起こるべくして起こる運命だった、極めて当然の結果のような気がする。ステージに上がったアデルが感極まって泣いてるよ。そして彼女が最初に感謝したのが母親、そしてリック・ルービンがクオリティ・コントロールを教えてくれたこと、というのが大変エモーショナルでありながら、大変プロフェッショナルだなあ、と強く感じたね。彼女、まだまだこれ行くよ。きっと。そしてこれで彼女はノミネートされた部門全部門受賞したのではないのかな。そういう記録はきっとあのノラ・ジョーンズとかクリストファー・クロス以来ではないかしら。アデル、本当におめでとう。You deserve it.

SirPaulFinale.jpg会場はクロージングのポール・マッカートニーのパフォーマンスによる『アビー・ロード』からの曲「Golden Slumber」が始まってる。曲はレコード通り、「Carry That Weight」にメドレーで移っていく。しかしポールもこうして昔の曲をやるとちょっとしんどそうだね。もう70だからなあ。こうして大好きだった『アビー・ロード』のB面メドレーをグラミーのライブで聴くというのもなかなか感慨深いね。曲はいよいよ「The End」に向かってるね。おおステージにはブルース・スプリングスティーン、ジョー・ウォルシュ、デイヴ・グロールらが大集合して、ギター・バトルを始めたよ。みんな楽しそうだなあ。そしてホントのエンディング。最後の歌詞の「And in the end/the love you take/will equal to the love you make」という歌詞が凄く印象的だなあ。

さて今年のグラミー授賞式も、いろんな意味で楽しく、面白い一方、エモーショナルで、感動したイベントだったね。個人的にはやはりアデルの圧倒的な存在感と強さ、それを仲間のミュージシャンたちがもう正当に評価して支持していることが大きく印象に残ったね。あと、バンド・ペリーを押さえて新人賞を取ったボン・イヴェールにはこれからもいい作品を出してもらって来年こそはステージで演奏してもらいたいね。さて、今回の予想も昨年なみにどうもボロボロだった臭いけど、予想成績も後ほど整理してこのブログにアップしたいと思います。皆さんお疲れ様でした。ではまた後ほど。
posted by Boonzzy at 13:35| ニューヨーク 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | グラミー関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■54thグラミー生ブログ #8〜ホイットニー・トリビュート

JenniferHudsonTributesToWhitney.jpgニール・ポートナウCEOのスピーチは、物故者のメモリアムに移っていったね。エイミー・ワインハウス、ニコラス・アシュフォード、フィービ・スノウ、スティーブ・ジョブス、ヘヴィーD、ドビー・グレイ、などなど。ええ、ラルフ・マクドナルドとかコーネル・デュプリーとかも亡くなってたんだ。知らなかった。我々世代にはフュージョン・サウンドを支えたジャズ系のミュージシャンとして懐かしい名前だよね。そうか、そうしてクラレンス・クレモンス、そしてホイットニーホイットニーの映像に次いで登場したのはジェニファー・ハドソン。スポット一本の暗いステージに立って、「I Will Always Love You」をアカペラで歌うジェニファー。ピアノが入り、次第にクライマックスに向かう歌に没頭することで自らの悲しみを振り切ろうとするかのようなジェニファーのパフォーマンス、心に来ます。最後のフレーズを「We love you...」に変えて歌ったところに彼女の気持ちが凄く感じられたねえ。思わずちょっとウルウルしてしまったなあ。でも、このトリビュートにチャカ・カーンも参加すると言っていたのにどうしたんだろう。得意のドタキャンか?

スタジオではアレステッド・ディヴェロップメントスピーチが来てしゃべってるけど、今街角を歩くとみんながホイットニーの歌Deadmau5@grammy2012.jpgを口ずさんでるという話をしてた。いかに多くの人に彼女が触れてきたのかを教えてくれるエピソードだね。さて会場に戻り、ザ・ルーツクエストラブが出てきて、ダンス・ミュージックのマッシュアップの紹介をしてるね。皮切りはクリス・ブラウンが細長い風船を一杯持ったダンサーたちと登場、ステージではデヴィッド・グエッタがDJで「I Can Only Imagine」を演奏、これも特設テント会場でやってるね。おお、そこに登場したのはリル・ウェイン会場は光る風船棒の海と化してるねえ。それが終わると会場の反対側ではギターの音が。演奏を始めたのは何とフーファイ。白いライティングのステージをバックに自分らの「Rope」を演奏する彼らに続いて登場したのは、トレードマークのネズミのかぶりものをかぶったデッドマウス。DJブースについたデッドマウスも参加して「Rope (Remix)」に突入。会場にもいっぱいデッドマウスに似たかぶりものをした観客が多数出現。うーんすごいことになってるなデッドマウスのかぶりものもDJやりながらどんどん顔が電飾で変わるというなかなか盛り上がる演出。そこから今度はデッドマウス自身の「Raise Your Weapon」に曲が移行。おお、さっきまでステージでギターガンガンに弾いてたデイヴ・グロールもステージから降りて、観客最前列で乗ってる乗ってる。うーんなかなかおもしろかったな。

さあ、次はいよいよレコード・オブ・ジ・イヤーの発表か?アルバムが先じゃないのか?(つづく)
posted by Boonzzy at 13:01| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | チャートアクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■54thグラミー生ブログ #7〜グレン・キャンベル+新人賞

カメラがスタジオに戻って、パティアデルのライブを観て興奮気味。思わず「Rolling In The Deep」の節で「♪She's gonna win it all〜♪」(彼女は全部取ってく〜)と歌うパティに大盛り上がり。いやあしかしパティったらいいおばさんになってるなあ、こういうおばさん側にいたら楽しいだろうな。「私の髪型ってアデルに似てない?」なんて言ってるし。

GlenCampbellPerforming.jpgさて会場に戻って登場したのはテイラー・スイフト。いよいよグレン・キャンベルを紹介だあ。わくわく。まずはバンド・ペリーが登場して「Gentle On My Mind」をシンプルにでも気持ちを込めて演奏。うーんやはりいい曲は誰がどういう風にやっても心に来るね。いいなあ。そして続いて登場したのはCMA男性ミュージシャン・オブ・ジ・イヤーのブレイク・シェルトン。スーツ姿でアラン・トゥーサン作のグレンの#1ヒット「Southern Nights」を演奏。そしてブレイクグレンを紹介して登場したグレンが歌い始めたのは我々の世代には嬉しい「Rhinestone Cowboy」。うーんさすがにやっぱり声が出てないかなあ。でも声の張り自体は往年と遜色ないよなあ。もう少しPA上げてあげればいいのに。確かに年取ってるけど、でもやはりアルツハイマーにかかってる人には見えないなあ。おお、客席ではジョー・ウォルシュがパートナーの女性とダンスしてるよ。よく考えるとこの曲も全米1位だよなあ。うーん彼のラストツアー、見に行きたかったなあ!素晴らしい。当然会場はスタンディング・オベーションだよね。曲が終わっていきなりマイクを取ってしゃべり出したグレン、「これからどうするんだっけ」なんて、お茶目だなあ。彼は今回のグラミーではアントニオ・カルロス・ジョビンジョージ・ジョーンズ、オールマン・ブラザーズ・バンドらと並んでLifetime Achievement Award(功労賞)の受賞者だけど、彼には是非もう少しがんばってもらって、日本に一度来て欲しいなあ。いやあ良かった良かった。

カメラがスタジオに戻って、今ジェニファー・ハドソンホイットニー追悼の話をしてるけど、ジェニファーってグラミーもらっCarrie&TonyPerforming.jpgた時にホイットニーがプレゼンターだったんだね。それからその後、トニー・ベネットのインタビューやってるね。おお、WOWWOWOでホイットニー追悼で、2/18に『ボディガード』を放送するらしい。ちゃんと見てないから見ようかな。また会場に戻って、今度は新人賞発表らしい。プレゼンターは自らも新人賞受賞者のキャリー・アンダーウッド。賞発表前に、キャリーが紹介したのは先ほどインタビュー受けてたトニー・ベネット。登場して歌い出したのは85歳にして初の全米1位アルバムとなった『Duet II』でも歌ってた「It Had To Be You」。キャリー・アンダーウッドとのおそらく年齢差50歳くらいのデュエット、なかなか素晴らしいね。これもスタンディング・オベーション。続いて新人賞の発表。僕の予想はバンド・ペリー、さてどうか?えええええええ(今回最大のびっくり)!!何でボン・イヴェールなの??今回こいつは演奏も何もしてないんだぜ。バンド・ペリーの3人に取らせてあげなようう。まあでもこういうロックプレスの評価を受けているミュージシャンがちゃんと新人賞取るというのもこれまであまりなかったからまあいいとするかなあ。うーむ。

さて画面はCEOのニール・ポートナウが出てきてグラミー・アカデミーがいかに若いミュージシャンたちをサポートしているか、というMusiCareの説明をしてるね。さっき映像が出てきたポール・マッカートニーが出てきたイベントでは何と1400万ドルもチャリティが集まったというから凄いね。さあ、次はアルバム部門かな。(つづく)
posted by Boonzzy at 12:38| ニューヨーク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | グラミー関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする