
ということでほぼ7ヶ月ぶりのHot100カバー。その間Hot100は思いっきり
ブラック・アイド・ピーズの連中に蹂躙されまくってたのですがまあいいでしょう。その
BEPの連覇を阻止したの

が
ジェイ・ショーンくんの「
Down」そして
ブリトニー奇跡の復活+初登場No.1ヒット「
3」だったわけです。この2曲、
BEPを破った後、「
Down」 (10/17)→「
3」(10/24)→「
Down」(10/31)と1週ずつ一位をマーク、いわば
ジェイ・ショーンくんが
ブリトニーをサンドイッチ状態にしてたわけですが、今回のように
ワンワード・タイトルのNo.1がサンドイッチ状態になったことはHot100史上過去あったかしら、と記録を紐解いてみたところ、実は今回がやっと
史上3回目の出来事であったことが判明。
<1回目> 1967.5.20-6.24:
Groovin' (
Rascals) 2週→
Respect(
Aretha Franklin)2週→
Groovin' 2週
<2回目> 2001.3.24-4.7:
Butterfly(
Crazy Town) 1週→
Angel(
Shaggy Featuring Rayvon)1週→
Butterly 1週
サンドイッチ状態は過去にこれ以外にもたくさんあるのですが(ダブル・サンドイッチ状態、というのもあります。意味分かるかな?)「ワンワード・タイトル」に限ると結構レアなイベントだったことが判ります。え?だからどーだっつーのって?いえ別に。そうそう、これはもう既に語り尽くされてますが、
ブリトニーの「
3」は史上最短タイトルのNo.1ヒット、という記録も今回樹立してます(過去Hot100では3文字タイトルが最短。詳しくは
こちらのリンクを見て下さい)。

で、その
ジェイ・ショーンくんを倒して今回1位になったのが、先週7位から一気に1位になった
アウル・シティの「
Fireflies」(またワンワード・タイトルだよ)。
アウル・シティというのはミネソタ州オワトンナ(名前がようないな、「終わっとんな」かいな)在住の
アダム・ヤング君のソロ・プロジェクト名。そう、
ジョン・オンドラシック君の
ファイヴ・フォー・ファイティングみたいなものです。人口わずか22,000人という典型的なアメリカの地方の町で特に音楽仲間もいない
アダム君はふとある夜不眠症に悩まされていた時に、地下室で手慰み的にコ

ンピューターや楽器をいじり出したのが音楽活動のきっかけだとか。いきおいエレクトロニックなタッチの作品が中心だったのだけど、こいつをMySpaceにアップロードしたところ、えらい勢いで人気を集めたのが今回のメジャーデビューのきっかけだというから、いかにも今風の若者が今風のメディアや自己表現チャネルを使った今風のヒット、ということが言えるのかも。
でも彼の場合ただのSNSを使った今風のヒット・アーティスト、というだけでないのはその曲のポップ・センス。この「
Fireflies」もイントロのピチピチ弾けるようなシンセサイザーの音色が、僕が2003年頃に聴き狂ってたサブ・ポップのエレクトロ・デュオ、
ポスタル・サーヴィスの「
Such Great Heights」を彷彿させるような、とてもキャッチーでいながらすごく心を落ち着かせてくれるサウンド。本編の歌も囁くような
アダム君のボーカルが曲調によくマッチしていて、久しぶりにリフレッシングなNo.1ヒット!ということで最近えらく気にいってます。PVも正に
オタクな音楽少年が宅録にふける風景、という感じで気分ですなあ。
こういう曲がしばらく1位を独走してくれるといかにも正しいヒットチャート的でいいのですが、来週の1位は新曲を追加したデラックス版が出た
テイラー・スイフトの『
Fearless』からの「
Jump Then Fall」が先週末かなりiTuneダウンロード・チャートで強かったので、ひょっとして
テイラーにやられてるかも。でも今日現在はまた「
Fireflies」がiTuneダウンロード・チャートの1位を再確保しているので、期待を持ちましょう。次のHot100は木曜日発表です。
...ああ久しぶりに書いたら結構力が入って疲れたな。とりあえず今日はこんなとこで。
posted by Boonzzy at 19:31| ニューヨーク

|
Comment(0)
|
チャートアクション
|

|